建築家と作るキッチン

暮らしを楽しむためのキッチン作りの記録

リフォーム決めるまでのあれこれ

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リフォームを決意するまで いろいろと試行錯誤した

①手狭な今のマンションを手放し

もう少し広いところに転居する

②今のマンションはそのままにして

田舎暮らしが楽しめるところで週末ライフを

楽しむ

千葉のいすみ市に知り合いが転居し ゲストハウスを開き人生を謳歌している様子に感化されて

いすみ市でセカンドハウスの物件を探したりもした

ただ これから先年齢を重ね

車にも乗れなくなった時 一人暮らしの私が犬を連れて

週末ごとにいすみまで出かけていくには

無理があると思った

だったら 多少狭くても今の部屋を使いやすく

リフォームする方がわたしにはいいのではないかと

考えた

何より この部屋には 家族の思い出がある

その思い出とともに 新しいスタートをきるのも悪くないと思った

■写真は友人が千葉県いすみ市に第二の人生として開いた季楽というゲストハウス。

元バリバリのタレントマネージメント会社の社長だった

彼女は ここで結婚もし新たな人生を最高にハッピーに過ごしている

建築家が決まった!

アイランドキッチンのうみの親、阿部勤さんにメールを出すと

返事が来てお会いすることになった。

事務所は、コンクリート打ちっ放しだが、

丁寧に生きて来た年月を感じさせるあたたかい建物だった。

阿部先生は、私の話を丁寧に聞いてくださり

「楽しんでやりましょう」と言ってくださった。

年齢は、私の母と同じくらいだろうか。

素敵な方だった。

cowcamo.jp

建築家はどうやって選べばいいの?

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リフォームのために購入した本いろいろ

リフォームしようと決めたものの誰にどうやって頼めばいいのか、さっぱりわからない。

とにかく情報を集めてみるしかないな、とまずはネットでいろいろな方々のブログを見たり本を買って読んで見たりした。

ブログの中で大変参考になったのは、「建築家と建てる・鎌倉で建てる」というブログ。センスがよく、細かいディテールも書いてくださっているのでとても参考になった。

そのブログの中で一冊の本を見つけた。

「キッチンのある素敵な暮らし」という本だ。

この本の作者である建築家・安部勤先生のキッチンへの考え方に賛同し

「私が求めていたのはこれだ!」と思った。

安部先生のご自宅は「中心のある家」として建築の世界では有名な家。

客と一緒に調理しながら食事を楽しめるキッチンが、まさに「暮らしを楽しむための

キッチン」だと思った。

安部先生は、奥様を亡くした後、キッチンをリフォームした。

それまで奥様は、壁に向かったキッチンで料理をしていたが、そのキッチンでは

客が来た時に料理をしながら会話を楽しむことができない。

そこで、安部先生は、既存のキッチンに半島のように突き出たキッチン&食卓を

兼ねたキッチンを作ったのだ。

「客と一緒に料理を作りながら食事をする」キッチン。

安部先生はこのキッチンを「アイランドキッチン」と名付け、

それが今では普通になった「アイランドキッチン」の始まりだという。

私も、数年前に夫を亡くした。

夫が亡くなった後、どう幸せに生きていくか、その思いが安部先生の考え方に

大きく響いた。

でも、こんな大先生、私のようなものの小さなマンションのリフォームなんて

やってくださるかな・・・・。

不安でいっぱいだったけど、とにかくメールを出してみることにした。

 

 

 

 

kamakura.jp.net


 

 

暮らしを楽しむキッチン作りが始まった

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20代、30代と休みもとらずただひたすらに働いてきた。

そろそろ人生後半の幸せを考えなくては、と思い始めた時に思いたったのは

自宅マンションのリフォームだった。

女一人と犬一匹。これからどうやって暮らしていけば幸せに生きていけるのか。

自分が何をしている時が一番幸せな気持ちになるのか、ということに

ついて考えてみた。

頭の中に浮かんだのは、友人たちと一緒に料理を作りみんなでワインを飲みながら

ワイワイ楽しむひと時。

料理作りが得意なわけではないが、その時間が私にとっては大事な時間だ。

人生の午後、そんな幸せな時間を楽しむための部屋を作ろう、

それが始まりだった。

いったいどんな部屋ができあがるのか、自分でもワクワクしています。

おつきあいいただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。